本日、特別養護老人ホーム桜の丘が開設。同時にスマート特養プロジェクトがスタートしました。
人口減少、担い手減少、人財減少が叫ばれる中、現代社会、先々の現代人に合わせた暮らし方とそれに合わせた動き方を追求していこうという、特別養護老人ホーム運営のOSそのものを変えるプロジェクトがスタートしました。
今般のスタッフが利用するデバイスは、画像(右)と(中)です。画像右はケース記録等の一元化、お客様を主として全職種が同場所に打ち込み、音声入力と同時に行っていく方式、画像中は、スマートインカム(パイロットモデルとなり今後発売される見通し)。このスマートインカムは、Wi-Fi設備の中でナースコールが鳴った場合、部屋番号までお知らせとしてしゃべってくれるもの、そして、スタッフ同士のWi-Fi設備インカム機能、ケース記録への連動が一度に行われる画期的なものとなりました。一緒に知恵を絞り合い開発をさせていただいたかいがありました。
では、画像左は一体?このウォッチは次世代のプロタイプを試験的に作っていただきました。スマホ機能とナースコールの呼出対応と双方会話、記録システムとの連動、Wi-Fiインカム機能など、特に相談員、ケアマネ、管理部門スタッフには有効なツールとなりそうです。
ナースコールが鳴った際の画面
Wi-Fiインカムにて時計でスタッフ同士が話せる機能
まるで、全てがミッションインポッシブルのような世界。今後は検証と重ね、更にスタッフが働きやすく負担軽減となる仕組みをスタッフ皆で議論していきたいと思います。次なる運営スタイルはどんなものになっていくのか?スマート特別養護老人ホームを目指して。仕組みやデバイスのアップデートとともに、今一番問われている社会性や倫理、人間にしかできない思考や判断など人間のアップデートも同時に!
2019年社会福祉法人白山福祉会