湖山医療福祉グループ内法人の新規特別養護老人ホームの竣工式に参加してきました。日本の伝統、風情ある特別養護老人ホームです。
社会福祉法人湖成会 http://www.s-koseikai.jp/
特別養護老人ホーム月のあかり&風鈴美術館。グループ内の特別養護老人ホームは、地域交流を活気あるものにするために、地域交流スペースとは別に福祉を知らない人でも気軽に特養に遊びにこれる環境づくりに努めています。
ラスール麻生で説明すると、レゴ®そのものがメインではなく、レゴブロックが所謂、人が”つながる”コミュニケーションツールとなり、お客様と地域社会を”つなぎ”、そして”暮らし”につながる工夫をしています。風鈴美術館もそのひとつです。レゴ®といえば北欧ですが、こちらの施設は日本人には馴染みのある風鈴、この時期に?とお考えでしょうが、それは違うのです。コミュニケーションツールは時期は関係なく、人が”つながる”ことを目的としています。
エントランスからデイサービス、ユニットへ行く廊下はガラス床。何とも言えない風情ある光景です。また、ユニット間をつなぐ廊下は壁がなく、まさしく旅館のようです。そこには全国のグループ内施設から送られてきた風鈴が飾られ、月のあかりの施設で購入したものではなく、全国の仲間たちから送られてきたものです。その中にはデイサービスのお客様が是非とも飾りたいといって作られた風鈴もありました。何とも嬉しいものです。
ユニットの玄関は全て自動ドア、廊下を歩くと本当に旅館内を歩いているように錯覚してしまうほどです。また、地域交流スペースは茶室になっており、本当に日本文化の全てが凝縮された特別養護老人ホームでした。ご入居されるお客様やご家族も本当に喜ばれるのではないでしょうか。この竣工式の日に出迎えていただいたスタッフも一部は着物を来ておりました。何とも、その「おもてなし」には目をみはるばかりです。
ユニット名も素敵です。この日の竣工式は夕方からスタートしたので夜の風情ある旅館の雰囲気を味わうことができたように感じました。虫の声、水落とし、竹、全てが本当の旅館にいる感じでした。
ユニット内のトイレドアは何とも工夫をされておりました。トイレに入って電気をつけるとまるで山の向こうに月が輝いているように外側みえるように思考をこらしておりました。
この日出迎えていただいたスタッフも何ともお似合いでとても雰囲気を感じ、最高のおもてなしを受けた次第です。日本人として生まれてよかったと本当に感じたひと時でした。来春、入職する方も参加されておりとても喜ばれております。
ちなみに白山福祉会が送った風鈴は次のものです。施設の雰囲気にあっていて本当によかったです!
2015年9月25日 社会福祉法人白山福祉会
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